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結論から言うと、無料で「時間無制限」の文字起こしを試したいなら「tl;dv」、日本語サポートや国内での実績を重視するなら「Notta」がおすすめです。両者は似たAI議事録ツールですが、想定ユーザー層と料金体系がはっきり異なります。この記事では、公式サイトの情報をもとに人事担当者目線で違いを整理します。
この記事を書いた人:社会福祉法人の人事責任者として、約700名規模の法人で採用・労務・組織開発・業務効率化を担当しています。2023年からAIツールを実務に取り入れてきました。
当メディアでは、面接や1on1の場面でNottaを実際に導入して検証を続けています(使用期間:2025年9月頃から、使用頻度は週2〜3回程度)。今回は、その実務経験をベースに、海外発の同カテゴリツール「tl;dv」を公式サイトの情報から調査し、機能・料金の両面でどちらが日本の人事担当者に向いているかを比較しました。tl;dv自体は継続使用しているわけではないため、本記事は体験レビューではなく調査・比較記事としてお読みください。
tl;dvとはどんなツールか
tl;dvは、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsの会議を自動録画し、文字起こしとAI要約を行うツールです。公式サイトによると、無料プラン(Free Forever)でも時間無制限で文字起こし・録画・AIによるインサイト抽出が使えるのが最大の特徴です。30以上の言語に対応しており、HubSpotやSalesforceなど5,000以上のアプリとの連携も可能とされています。
「無料でどこまで使えるか」で選ぶなら、まずtl;dvの無料プランを試す価値があります。
tl;dvのメリット
- 無料プランに録画・文字起こしの時間制限がない(公式サイトで明記)
- 30以上の言語に対応しており、多国籍の面接や海外拠点とのやり取りにも使いやすい
- Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsに標準対応
- HubSpotやSalesforceなど多数のツールと連携できる
tl;dvのデメリット・注意点
- 公式サイトは英語表記が中心で、日本語の料金ページやサポート窓口の有無は本記事執筆時点で公式サイト上から明確に確認できませんでした。導入前に日本語対応の範囲を問い合わせることをおすすめします。
- 有料プラン(Pro・Business相当)の詳細な金額は変動する可能性があるため、契約前に必ず公式サイトの最新情報を確認してください。
- もともと海外の営業・カスタマーサクセス向けに作られたツールのため、国内の採用管理システム(ATS)や人事労務システムとの連携実績は、国内発のツールに比べて情報が少ない傾向があります。
- 文字起こしツール全般に言えることですが、周囲の雑音が多い環境や複数人が同時に話す場面では、認識精度が下がりやすい点は共通の弱点です。
Nottaとの比較表
| 項目 | tl;dv | Notta | PLAUD NOTE |
|---|---|---|---|
| 形態 | Web会議録画・文字起こしアプリ | Web会議録画・文字起こしアプリ | 専用ハードウェア+アプリ |
| 無料プラン | 時間無制限(公式サイト記載) | 月120分・1回最大3分まで | アプリ利用に制限あり |
| 対応言語 | 30以上 | 日本語を含む多言語、翻訳機能あり | 多言語対応 |
| 対応会議ツール | Zoom / Google Meet / Teams | Zoom / Google Meet / Teams / Webex | 対面録音が主体 |
| 日本語サポート | 公式サイト上で明確な記載を確認できず | 日本語UI・サポートあり | 日本語UI・サポートあり |
「海外ツールを試すハードルの低さ」はtl;dvの強み、「日本語での安心感」はNottaの強みです。より詳しい比較はNotta vs Plaud徹底比較や人事担当者におすすめのAI議事録ツール5選もあわせてご覧ください。
実際の人事業務でどう使うか
採用面接であれば、面接官が候補者の話に集中できるよう、メモ代わりに自動文字起こしを使うのが基本的な使い方です。1on1では、部下の発言をあとから振り返る記録として活用できます。tl;dvのように多言語対応が強いツールは、外国籍の候補者との面接や、海外拠点とのオンライン会議が多い法人で特に効果を発揮しやすいでしょう。一方、国内の応募者対応が中心で、日本語でのサポートを重視するなら、実務での使用実績があるNottaのほうが導入のハードルは低いと感じています。
料金・プラン
tl;dvは無料プラン(Free Forever)が時間無制限で利用できる点が公式サイトで明記されています。有料プランも用意されていますが、正式な金額・為替レートによる変動があるため、最新の料金は公式サイトでご確認ください。Nottaは無料プランに月間の文字起こし時間の上限があり、有料プランで上限が拡大する仕組みです。詳しい料金体系はNottaの料金は高い?無料版と有料版を人事目線で比較で詳しく解説していますので、そちらをご参照ください。
tl;dvがおすすめの人
- まずは無料で時間無制限の文字起こしを試したい人
- 外国籍の候補者との面接や、海外拠点との会議が多い人事担当者
- 英語表記のツールにある程度慣れている人
tl;dvがおすすめできない人
- 日本語でのサポート窓口を重視する人
- 国内の採用実務での導入実績・情報の多さを重視する人
- 英語表記の管理画面に抵抗がある人
個人情報・録音に関する注意点
面接や1on1を録音・録画する際は、ツールの種類にかかわらず、事前に候補者や社員へ利用目的を説明し、同意を得ることが大前提です。「気づかれずに録音する」ような使い方は、個人情報保護の観点からもハラスメント防止の観点からも避けるべきです。録音データは採用管理システムなどと同様に、アクセス権限を限定し、不要になったデータは適切に削除するルールを社内で定めておきましょう。
よくある質問
Q. tl;dvは日本語の会議でも使えますか?
A. 公式サイトによると30以上の言語に対応しているとされていますが、日本語特有の言い回しや専門用語での精度は実際に試して確認することをおすすめします。
Q. tl;dvとNotta、どちらか一つだけ導入するならどちらがいいですか?
A. 国内の採用業務が中心で、日本語のサポートを重視するなら実務での使用実績があるNottaを、海外拠点とのやり取りが多く、まずは無料で試したいならtl;dvを検討する、という使い分けが現実的です。
Q. 無料プランだけで運用は可能ですか?
A. tl;dvの無料プランは時間無制限とされていますが、チームでの共有機能や連携機能には制限がある場合があります。本格運用する前に、必要な機能が無料プランに含まれているか公式サイトで確認しましょう。
まとめ
tl;dvは「無料で時間無制限」という分かりやすい強みを持つ海外発のAI議事録ツールです。一方でNottaは、日本語でのサポートや国内での実績という安心感があります。どちらが良い・悪いではなく、自法人が何を優先するかで選ぶツールです。まずは無料プランで両方を試し、実際の面接や1on1で使い勝手を比べてみることをおすすめします。


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